TECHNOLOGY

- テクノロジー -

SNTは塗ることで得られる『表面機能』に特化した研究開発に取り組んでいます。​
特に注目しているのは、固体表面上を液体が弾いたり滑ったりする現象です。​
具体的には自動車のボディーが泥で汚れるのを、超撥水コートで防ぐ…
というような塗料・コーティング剤の研究開発を行っています。


弾き技術・滑落表面について
(撥水撥油)


液体を弾く表面の特徴とは?​

窓ガラスが雨に濡れる、服にカレーのシミができる、など「濡れる」、「汚れる」現象は固体と液体のあいだに働く力学です。 窓ガラスや服が固体、 雨水やカレーが液体です。​
液体が集まろうとする力と、固体が液体を引っ張る力との大小関係で「濡れる」・「弾く」が決まります。​
この力のことを表面張力といいます。あるいは表面自由エネルギーともいいます。​
一般的にフッ素コートは表面自由エネルギーが低く、液体を引っ張る力は弱いです。そのためフッ素コートは撥水表面になります。

受託測定・コンサルタントサービスの一例​
特徴 1:コーティングして固体表面の性質を変える。
特徴 2:表面の構造を特殊化する。

表面の性質を変える物質の選択と凹凸構造の構成にSNTのノウハウが詰まっています。

開発事例(1)をみる。

SNTの弾き技術の効果・効能

シロップを弾く

ヨーグルトを弾く

ケーキクリームを弾く

コンクリートを弾く


交互吸着法


物質間に働く静電力(クーロン力)に基づいた製膜法です。​
ウェットプロセスのであるためエネルギーコストを下げる可能性があります。​
ドライプロセスでは物質を高エネルギーで蒸発・気化させますが、交互吸着法は常温常圧で製膜できるので高エネルギーで分解するような物質を製膜検討できます。​

交互吸着法でつくる表面機能

ガラス板上に製膜した反射防止膜(左)は反射光のギラツキを抑える。​


保有技術(特許)


機能性表面に着目した特許技術を保有しております。ライセンス供与可能な技術などお問い合わせください。

生み出す社会価値​
リサイクル、リユース推進​

SDGs目標​
12.つくる責任 つかう責任


生み出す社会価値​
省エネルギー

SDGs目標​
7.エネルギーをみんなに そしてクリーンに


生み出す社会価値​
安全・安心

SDGs目標​
3.すべての人に健康と福祉を