SERVICE PRODUCT

- サービス・製品 -

SNTは塗ることで得られる『表面機能』に特化した研究開発に取り組んでいます。​
自動車のボディーが泥で汚れるのを、超撥水コートで防ぐ…というような
塗料・コーティング剤の研究開発を行っています。​
これまでの開発で培った技術に基づくサービスと製品を御紹介します。


弾き表面・開発サービス


当社は弾き技術の研究開発経験から、さまざまな用途への適用可能性を蓄積しております。お客様の御要望に応じて、3つの進め方を御案内致します。​

ケース1:当社のコーティング性能を見て頂く見本サンプルを御用意しております。​
ケース2:有償試作を御案内致します。​
ケース3:お客様と共同開発を致します。(共同開発事例もご覧ください)​


固体と液体の濡れ性調査


固体と液体の濡れ性調査では、対象素材の表面自由エネルギーを測定したり表面の形態を詳しく観察したりすることによって、その素材の濡れ性の実態を明らかにします。

濡れ性の実態を知ることで、接着不良や塗膜の剝がれ、汚れ付着などのトラブルを未然に防ぎ、問題解決の有用な手段を得ることができます。

お客様のニーズに合わせた調査を御案内致しますので、お気軽にお問い合わせください。

保有機器​
デジタルマイクロスコープ VHX-7000 (キーエンス社)​
接触角計 DMs-401(協和界面科学社)​

受託測定・コンサルタントサービスの一例​
測定項目内容具体例
接触角測定測定結果のみお伝えします。
価格は評価液体の内容と数量、測定箇所、サンプル数により変わります。
ウスターソースに対する接触角を調べたい。
固体表面自由エネルギー測定(OWRK法)測定結果のみお伝えします。
価格は測定箇所、サンプル数により変わります。
撥水加工した布地の表面自由エネルギーを調べたい。
液体の表面張力測定懸滴法(ペンダントドロップ法)もしくはウィルヘルミー法(プレート法)により評価します。
価格は評価液体の内容と数量、測定手法により変わります。
ウスターソースの表面張力を知りたい。
評価レポート当社ノウハウを基に御提案します。接触角測定に加え、デジタルマイクロスコープの観察など、より詳しく表面を知ることができます。接着不良を起こす表面について物性を調べたい。
(1)膜の厚みをナノ単位で制御

交互吸着法は、親水処理した基板上に正負の電解質ポリマーを交互に吸着させ、自己組織化させることにより有機超薄膜を製膜する方法です。常温、常圧で製膜が可能であり、薄膜の機械的強度に優れています。​
本装置は水晶振動子による膜厚計測技術を融合した「交互吸着膜作製装置」です。製膜中の質量増加を水晶振動子で常時モニターし、ロボットアームの挙動をフィードバックすることでナノメートルオーダーでの膜厚制御を可能にしました。​​

(2)特長

交互吸着法と水晶振動子による膜厚計測技術を融合し、 フィードバック制御によるナノメートルオーダーの製膜を可能にしました。​
専用ソフトを使って、浸漬時間、浸漬回数、積層順序を柔軟に設定できます。液体と基板を用意してセッティングするだけで、あとは自動です。​
ティーチング機能を搭載。浸漬の位置決めを細かく設定できるので、自由に膜設計できます。​
ヘテロ構造を設計できます。新たな電子デバイス、磁気デバイスの開発に威力を発揮します。​
無機材料での膜厚の作製も可能です。​

(3)交互吸着膜を応用した技術​

オプティカルデバイス・反射防止膜​
有機材料と無機材料の組み合わせで、低屈折率、高屈折率膜ができます。​