ナノテクノロジー
ナノテクノロジーってなに?

「ナノ」とは10億分の1を表す単位のことで、物質を構成する分子や原子の大きさに相当します。ナノテクノロジーとは、このように極めて小さな分子や原子を自由に操って加工する「超微細技術」とのことです。
当社では特にウェットプロセスによるナノテクノロジーの実用化を推進しています。
薄膜作製技術とは?

慶應義塾大学の研究室では、ナノレベルの薄膜を研究開発しています。ここでは、従来の真空を使った薄膜作製技術に代わって、常温・常圧状態の電解質高分子の水溶液で薄膜を作る『交互積層法』とよばれる次世代の薄膜作製技術に取り組んでいます。これにより、常温・常圧下で、低コストの製膜が可能となりました。
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この技術を使って
ナノテクノロジーと薄膜作製技術を用いて、研究開発した野菜・果物の鮮度保持シートは、すでにベンチャー企業との連携で商品化され、関係者の注目を集めました。
また、ガスセンサの感応薄膜への応用を考案し、高性能かつ小型のガスセンサを試作開発しました。多種・多様なニーズに対応した豊富なセンサを提供していきます。
さらに、超撥水膜や有機・無機複合太陽電池などの新技術への応用も積極的に進め、実用化を目指しています。
私たちは、センサー、ナノコーティング、薄膜という3つのキーワードで、人と地球に優しい環境を製品を生み出そうと研究開発に取り組んでいます。